突撃隣のアイドル候補生

自作SSを載せたりニコ動のお気に入りやiM@S【MAD】を紹介してみたり。

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残業手当

突発的に書いたから言葉変かも。
プロデューサーが残業手当をもらう話





「仕事終了っ……と」
椅子の背もたれに背中を押し付け、ぐっと体を伸ばす。ポキポキという音が、首や肩から鳴り響く。
時計を見るともう10時をまわっていた。
「サービス残業の最長時間更新、か」
まったく、伊織のプロデュースはきっついな。

「いーい!?この完璧伊織ちゃんはあんたの求めるものなんて楽勝にこなせるんだから!」

プロデュース初日にこんなことを言われた俺は、自分のプロデューサー魂に火が付いたのを感じた。そして、かなりきつめのレッスンを続けて来たつもりだが、伊織が弱音を吐いたことは一度もない。それどころか、それを楽しんでる感じすらある。そんなきついレッスンを当初の言葉通り、俺の期待以上の成果を上げてくれる完璧伊織ちゃん。その姿を見て、更に熱の入る俺。そんな感じが俺と伊織のプロデュース関係。
だからきついきついと言いながらも俺自信も楽しんでいるところもある。
だけど翌日のレッスンやオーディション対策などによる残業疲れは溜まる一方で……
「はぁ……家に帰るのもだるい……」
ついにはそんな気力すら無くなってしまった。
ということで、俺は事務所の固いソファーと一夜を共にする決心をした。

事務所のシャワールームで汗を流し、千早専用瓶牛乳(理由はいわずもがな)を一つ失敬し、会議室へと向かう。
がしかし、俺の今夜のベッドとなるはずだったソファーには
「小鳥さん?」
が座っていた。
「小鳥さん、お疲れさ……ん?」
よく見ると彼女の頭がこっくりこっくり舟を漕いでいる。
「先を越されたか……」
そう呟き、小鳥さんに毛布をかけて自分のデスクに戻ろうとしたとき
「ん……寝ちゃったのね……あら?」
目を覚ました彼女は、こんなの掛けてたっけ?と不思議そうに毛布を見つめている。
「そんなところで寝てると風邪引きますよ」
「あら、プロデューサーさん……もしかしてこの毛布も、プロデューサーさんですか?」
コクりと頷き、牛乳の蓋を開けて一口。
「あ、それ千早ちゃんのですよ?」
「どうかご内密に」
すると小鳥さんはクスクスと笑った。
「ご内密にしておくので私にも一口下さい」
俺はどうぞと小鳥さんに渡す。そして一口。
すると小鳥さんがちょっと顔を赤らめた。
「か、間接……ですね」
そして目を伏せ気味にする。
その仕種だけで俺の疲れは吹っ飛んだ。

お釣りが来るくらいの残業手当をもらった気がした。
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この記事のコメント

こんにちは。

1児パパしてます。
最近、残業続きです。
家で仕事してるため、昼間は子守も仕事です。
娘がなかなか寝てくれず、落ち着いて
PC覗いていられないです(><)
寝る気配なし・・・
またあとで見させてもらいますね。
では。
2009-05-17 Sun 19:38 | URL | ★KEEP BLUE★ #-[ 編集]
このコメントは管理者の承認待ちです
2010-08-07 Sat 09:15 | | #[ 編集]

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